「裁判員制度の課題めぐり議論 法曹三者ら、下京でフォーラム」

2009年5月までに始まる裁判員制度について市民に理解を深めてもらう「裁判員制度全国フォーラムin京都」(最高裁、京都地裁、京都新聞社など主催)が17日、京都市下京区の京都産業会館シルクホールで開かれた。市民の立場で発言するパネリストと法曹三者の討論があり、約450人の参加者が制度の意義や課題を考えた。
最初に、京都地裁の景山太郎裁判官が裁判員が選ばれる手続きや辞退できるケースを説明し、「できるだけ国民に参加してほしいが、事情がある人に負担をかけない配慮も必要だ」と述べた。
パネル討論では、スポーツコメンテーターの奥野史子さんが「極刑を決めなければいけない場合、『もし冤罪(えんざい)だったら』という思いがつきまとうのでは」と裁判員になる不安を打ち明け、俳優の西村和彦さんは「自分の心の中にあるモラルや正義感と真正面から向き合える」と話した。
京都新聞:平成19年2月18日朝刊